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  • 桂 昇平

【書評】学ぶということ

最終更新: 2019年3月15日




著者:内田樹、池上彰ほか

出版元:ちくまプリマー新書編集部



7人の大人たちが桐光学園の講演で語ったことをまとめた本書。


それぞれの講演者ごとに「学ぶ」ということについて

違った角度から学生たちに向けて語られています。


まず、武道家で思想家の内田樹さんはこう言います。


学ぶことは利益を単純に求めてすることではない。

学びたいという欲求があって、何のために学んでいるのか

学んでいる最中はわからない。


だけど欲してしまう。その体の感覚の向く方向に進んでいく。


学びの意味、理由は後からわかるものだ。



この感覚は非常によくわかります。

何の意味があるのかよくわからない。

なぜこれをやっているのか自分でもよくわからない。


でも、なんだかやってしまう。


体の動く方へ、流れていく方へ、自然と心の動くままに。

こういうときが一番、自分の中で学びが活力をもって発揮されている状態です。


気持ちの良いこと、体が求めること、自然と苦もなくできること。

これが物事をぐぐっと伸ばすには必要なことだと思います。


自分の子供達を見ていてもそう思います。


長女は食べることが大好きで、ご飯を作ったり、味見したり、手伝ったりも

無理にやらせることなく自然と母親と一緒にやっています。


次女はお絵かきが大好きで、気がついたらペンと紙を持って

机に向かっています。模写も、書き写した絵を

自分の手法に発展させていくことも、

誰に教えられるわけでもなく自分でぐいぐいやっています。

その集中力は羨ましいです。


三女は一人でごっこ遊びのシチュエーションを整えては

自分の世界に周りをいざないます。

大人のことも、社会がどのような動きで成り立っているのかも

よく見ているなと感じます。


どれも、こうしなさいといったわけではなく、本人たちがそれぞれ

遊びながら楽しみながら伸ばしている力です。


この学びがどんな意味を持つのか、何の役に立つのかは

私にもわかりません。


でも、一生懸命楽しみながらやることは

少なくとも楽しい記憶として自分の人生をより豊かに

後から思い返したときに自分を温めてくれる記憶として、

残っていくんじゃないかなと思っています。


心のままに書いていたら書評とは外れてしまいましたが

本を読んでふと感じたことはこんなことでした。


これもまた一つの学びになるのかもしれません。


それはその学びを実際に使うときが来て初めて分かるのかもしれません。



それでは。




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